めまいをくり返すメニエール病。
人によってはくり返し襲ってくるめまいに何年も苦しまれている方も…。治療法は薬によって症状を抑える対処療法が主で、ほとんどの方が再発されています。
このメニエール病、根本的に治し、再発させない術はないのでしょうか?
当院で行っているオステオパシーでのアプローチを紹介します。
メニエール病とは?
回転性のめまいが10分~数時間ほど続き、何度もくりかえす病気です。
めまいが激しい場合には吐き気や嘔吐を起こすこともあります。
多くの人は難聴・耳鳴り・耳閉感(耳が詰まった感じ)を伴います。
メニエール病の原因は?
耳の一番奥にある内耳はリンパ液で満たされてます。このリンパ液の量が増えすぎると内耳の中が水ぶくれ状態になります。これが原因でめまいなどの症状が出ると考えられています。つまり、リンパの流れが悪くなることで、めまいを引き起こしているのです。
頭の歪みからめまいが起きる!?
リンパの流れを阻害している原因…それは「頭の歪み」なんです。
頭蓋骨の一部である側頭骨(そくとうこつ)という耳の上にある部分。耳の穴はこの側頭骨にあいていて、この側頭骨が柔軟に前後することでポンプの役割を果たし、スムーズにリンパを流しています。
しかし、この側頭骨が歪んで固まってしまうと、前後運動が出来なくなり、リンパの流れが滞ってしまうのです。
そして、これが続くとリンパ液の量が増え、内耳の水ぶくれ=めまいに繋がります。
クセが原因で頭は歪む
ではどうして頭の歪みが起きてしまうかというと、それは人のクセに一因があると言われています。
例えばあなたは食べ物を噛む時、左右どちらの歯でよく噛むか知っていますか?
またよく頬杖をつくのは、左アゴ・右アゴのどちらですか?
人は自分でも気づかないたくさんの癖があり、その習慣が症状の原因になることもあります。
許容の範囲内ならいいのですが、片方のアゴばかりに負担をかけると、アゴ全体が傾き、顎関節(がくかんせつ)が圧迫されてしまいます。圧迫によってできた顎関節の歪みは、顎関節に接地している側頭骨を傾かせる原因となっているのです。
オステオパシーでのアプローチ
オステオパシーでは、顎関節と側頭骨の歪みを正しい位置に戻していく施術を行います。
ちなみに頭蓋骨の歪みを治すと言われると、強い力で骨を押すようなイメージを抱かれる方もいると思いますが、実際は痛みを伴わない優しい施術です。
(オステオパシーは生後1週間の赤ちゃんから受けられます)
固まった側頭骨が動き出すと、リンパの流れもよくなり、めまいも改善していきます。
くり返し再発するメニエール病のめまいにお困りの方、ぜひ一度当院にご相談下さい。
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痛みや不調の真の原因を探りだし解消します
あたなが本来持つ「治癒力」を引き出す施術方法 オステオパシー
なお整骨院 ご予約は TEL:0944-22-3970
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