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オステオパシーとは

オステオパシーって何?

皆さんは、『オステオパシー』 という治療法を聞いた事はありますか?

大抵の方は「なにそれ?聞いた事もないよ!」と答えられるでしょうね。

日本ではまだまだ知名度が低いですが、オステオパシー治療が生まれたアメリカやヨーロッパでは、早くから有用性と安全性が認められて、国家資格としても認められている治療法です。

来院される前に皆さんの疑問を少しでも解消してもらうために、少しオステオパシーについてお話していこうと思います。

 

『オステオパシー』の意味

日本では「整体」や「カイロプラクティック」という治療法の名前が主流ですが、これらの原点となった治療法がオステオパシーです。

名前の意味は、

骨(生命体の構造)+病・療法=生命体構造に対する療法Osteon+Pathos=Osteopathy

つまりオステオパシーは、骨だけに限局されたものではなく「総体的に生命・構造に対する治療法」ということを意味しています。

 

オステオパシーはどんな治療をするの?

オステオパシーは、整体やカイロプラクティックでイメージされるような マッサージをしたり、骨をポキポキいわせたりする治療とは全く違います

実際にするのは、寝た状態のあなたの頭を触って、背骨やお腹、肩をちょっと押す。

「え?それだけ?」と思われるかもしれませんが、施術を受けている患者さんは、大半の方が寝てしまわれるほどソフトな施術です。

だから 産まれたばかりの赤ちゃんからご高齢の方、もちろん妊婦さんも安心して受けられるのです。

でも、施術者はただ触っているだけではありません。 頭を触ることであなたの身体のどこが悪いのかを調べ、ちょっと押すことで内臓や神経を正しい位置に戻してあげているのです。

この考え方こそが『オステオパシー』なんです。

 

オステオパシーの考え方

1.原因を探す

オステオパシー施術者は触るだけでどうして悪いところがわかるのでしょうか?

それは魔法でも念力でも超能力でもありません。 触っているのは頭ですが、実は人の身体を覆っている「膜」を感じているのです。

では「膜」とは一体何なのでしょうか?

人間は頭の先から足の指まである全身タイツのような「膜」で全身を覆われています。

皮膚の下にピタッとしたボディースーツやタイツを着ているのを想像してみて下さい。身体にフィットして、伸び縮みも自由にできるタイツは、動きもスムーズで窮屈に感じることはありません。

でも、ぎゅっと固く縮んでいたり、どこかがよれてシワになっていたり、破けたところを縫い合わせてあるタイツは、着心地はよくないですよね?

施術者はこの膜の動きを手で感じることで、どこが引っ張られているのかを探しているのです。引っ張っている・負荷がかかってる場所、それこそがあなたを悩ませる痛みの原因になっている場所なんです。

実は、腰が痛いからといって腰に原因があるとは限りません。 もしかしたら、腸の動きが悪くなっているかもしれないし、昔受けた盲腸の手術が膜を引っ張って腰痛を引き起こしているかもしれません。

2.正しい場所に戻す

さて、例えば腰痛の原因は腸の働きが悪いこととわかった場合、施術者は何をするのでしょうか?

正解は・・・・・腸を動かす!

どうやって腸を動かすのか?ここでポイントとなるのが「解剖学」です。

「解剖学」-- 体のどこにどういう内臓や骨があり、神経が筋肉がどこに繋がり、リンパがどういう働きをしているのか -- この「解剖学」にしたがって、腸に繋がっている骨・神経・リンパなどにアプローチして正しい位置に戻していく。全ての身体の仕組みを知っているからこそ出来る施術です。

痛みの原因は千差万別。 一人として同じ原因はありません。
だからこそ体の隅から隅まで知り尽くした「解剖学」の知識と何千時間も訓練を重ね、全身の神経を集中することで初めて「膜」の動きがわかるのです。

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オステオパシーはどんな症状に効果があるの?

私はこんな症状なんだけど、オステオパシーを受けて効果があるの? と気になりますよね。

当院でオステオパシーを受け症状が改善してきたと、赤ちゃん(そのご家族) から 高齢の方 までたくさんの方から「先生ありがとう」という言葉をいただきます。

本当のことを言うと、実は・・・

その症状、私が治しているわけではありません。

「え??」と思われるかもしれませんね。

しかし、オステオパシーを受けることで つらい痛み や 難病など あらゆる症状に効果があるのはなぜでしょう?実際、オステオパシーは「症状を治す治療」ではなく、オステオパシー施術者が治しているわけでもありません。

オステオパシーの目的は、体にある免疫力・治癒力を高めることです。

免疫力・治癒力が上がることで、あなたの体は自分の力で症状や病気と闘うことができるようになります。その結果、体をむしばんでいた本当の原因に勝った時、始めて健康を手に入れることができるのです!

その免疫力・治癒力を高めるお手伝いをするのが、オステオパシーであり、当院の施術です。必ず、あなたの免疫力・治癒力は上がっていきます。
一緒に健康を勝ち取っていきましょう。

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◆ 効果があった症例の一部紹介 ◆

運動器系(一般的な症状全般) 腰痛、肩こり、膝痛、股関節痛、肩関節周囲炎(五十肩)、寝違え、顎関節症など
神経系 手足の痺れ、坐骨神経痛、ヘルニア 頭痛、めまい、耳鳴り、自律神経失調症など
呼吸器・循環器系 風邪、鼻炎、気管支炎、喘息、動悸、息切れ、口呼吸、睡眠時無呼吸症候群など
消化器系・代謝系 便秘、下痢、胃痛、胃酸過多、腹部膨満感、高血圧、甲状腺の機能障害など
婦人科系 不妊、月経前症候群(PMS)、生理痛、生理不順、更年期障害、無月経など
産科系 逆子、妊婦の安産支援、妊産婦の腰痛・股関節痛・尾骨痛・頭痛、骨盤矯正など
小児科系(発達関連を含む) ADHDや自閉症スペクトラムなど小児の発達支援、てんかん発作、夜尿症など
赤ちゃんの症状・お悩み 赤ちゃんの向き癖、慢性的な吐き戻し、斜頭、出生トラウマの軽減、脳の発達支援など
事故やスポーツ障害に伴う症状 ムチウチ、捻挫・骨折後の不定愁訴、野球肘、テニス肘、足底腱膜炎など
アレルギー・自己免疫疾患系 花粉症、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、関節リウマチなど
手術後などの自然療法的ケア 脳血管障害による後遺症(慢性期)、内臓関連の手術後の不定愁訴の緩和(慢性期)など
姿勢・構造異常に伴うお悩み 側弯症・先天性股関節脱臼・臼蓋形成不全による症状、産後太り、身体の歪み全般など
より健康になるための予防的ケア 免疫力の向上、スポーツ能力の向上、過酷な労働状況での身体的ストレスの緩和など
 

オステオパシーの施術は誰でもできるの?

オステオパシーの施術を受けた患者さまに、特別な能力があるんですか?気功ですか? と聞かれることがあります。

答えは、どちらでもありません。オステオパシーは限られた人にだけできるというものではなく、その理論を正しく学べば誰にでもできる治療です。
『手当て』という言葉を皆さんも聞いたことがあると思いますが、オステオパシーはその『手当て』の延長と考えています。

もちろん、解剖学や生理学の知識、触診技術、正常な体と異常な体の違いなど、身体に関する体系的な知識が必要ですが、これらを勉強して体のすべてと繋がっている膜をさわることができるようになると、体の中の状態まで調べることができるようになります。

オステオパシーはすぐにできるようになるわけでもなく、また これができるようになったら終わりというゴールもありません。技術を学び知識を得、訓練を続けることで、どこまでもレベルが上がる 無限の可能性がある そんな素晴らしい治療法の一つです。

なお整骨院でも、院内研修・外部研修(海外講師セミナーを含む)など、患者さまのお役に立てるよう日々研鑽を重ね、技術の向上に取り組んでいます。

フィリップ・ドゥリュエル先生と

フィリップ・ドゥリュエル先生のセミナーにて

 

オステオパシーの歴史

オステオパシーの歴史を少しご紹介したいと思います。

今から150年ほど前、アメリカ人医師アンドリュー・テーラー・スティル先生(Dr.Andrew Taylor Still)によってオステオパシーは誕生しました。スティル先生は医師になってすぐに南北戦争の軍医、内・外科医として活躍され、その功績から名医と呼ばれていました。

アンドリュー・テイラー・スティル先生

アンドリュー・テイラー・スティル先生

その何年か後、アメリカでは流行性髄膜炎が大流行してしまいます。スティル先生の子どもたちも髄膜炎にかかり、立て続けに3人の子どもを失ってしまうという悲劇がが起こりました。当時は抗生剤や解熱剤すらない時代ですから無理もありません。しかし、そんな中でも回復して元気になる方も大勢おられ、この差は何かということにスティル先生は疑問を抱えられました。

その後スティル先生は、10年間の研究の末、 関節の痛みや病気を訴える患者さんを念入りに調べてみると「必ずどこかに正常の動きをしていない場所がある」 ことに気づかれました。正常に動けるように手技を施すと、関節の痛みだけでなく内臓疾患や伝染病疾患にまで驚くほどの効果がありました。そのことは当時の記録により検証できます。

当時の医学では説明できない難病や疾患に効果をだし、当時の薬や治療を否定したため、スティル先生は医学会からは受け入れられずアメリカ国内を転々とするはめになりました。そして小さな街(ミズーリ州カークスビル)にたどり着いた先生の所には、うわさを聞き付けた患者が押し寄せることになります。

やがてカークスビルには治療を受けに来る人のために鉄道が引かれ、ホテルが建つほどにまで栄え始めました。1892年、スティル先生はカークスビルに最初のオステオパシー学校となるAmerican School of Osteopathy-アメリカン・スクール・オブ・オステオパシー(現在のA. T. Still University-ATスティル保健科学大学)を設立、現在ではオステオパシーの大学はアメリカ全土に20校ほどもあります。その学生もアメリカからヨーロッパ、世界へと広がり、現在もたくさんのオステオパシー医師が卒業しています。

 

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