「肩こり頭痛」は冬に急増。寒さが原因？血流改善で解消しよう

「肩こりがひどくなると頭痛になる」とお悩みの方が多くいらっしゃいます。
そして、この『肩こり頭痛』が寒い時期に急増するのをご存知でしょうか？
冬は気温が下がり空気が乾燥するため、様々な体の不調症状があらわれやすくなる時期でもあります。では、気温と肩こり頭痛にはどんな関係があるのでしょうか？

寒いと肩こりになる？

私たち人間は夏でも冬でも外の気温に関係なく、体温は36度前後です。
それは、気温が下がっても体温を下げないように血管をぎゅっと収縮させて、体から熱を逃がさないようにしているから。
しかしこの「血管を縮ませること」が、肩こり頭痛の原因となっているのです。

血管の収縮が肩こり頭痛の原因

小さいストローより大きいストローの方が流れがいいように、血管が縮んでしまうと、血流も悪くなってしまいます。
肩周りの血流が悪くなると、栄養が行きわたらなくなったり、老廃物が排泄できなくなったりして、筋肉が硬くなり肩こりとして感じます。
また頭痛も、筋肉の緊張で血流が悪くなった結果、痛みを引き起こしてしまうのです。

そこでオステオパシー治療では、全身の血液循環を促すことで肩こりや頭痛を改善していきます。血液が全身をスムーズに流れることで、体中に栄養や酸素を運び、また老廃物や二酸化炭素を回収してくれています。

血流が悪くなりやすい方は、肩こり頭痛だけではなく、免疫力も下がりやすくなり、他の症状も起きやすくなります。
血流を整え、季節に振り回されない身体をつくりましょう。