しつこいニキビは肝臓の不調が原因かも？デトックスがポイント

女性の患者さまが多い当院では、お肌についてのご質問もよくお受けします。
その中でも多いのが「ニキビ」について。お子さんの思春期ニキビから大人ニキビまで。
一度できるとなかなか治らず、下手に触ると痕が残ってしまう…。
このニキビ問題、「肝臓」の不調に一因があることをご存知ですか？

ニキビはなぜできるのか？

ニキビは、毒素を体の中からうまく排出できないことで起こります。

「デトックス」という言葉を聞かれたことはありますか？
デトックスとは「生物の体内に溜まった有害な毒物を排出させる」こと。

実は私たちの身体は、このデトックス機能は既に備わっていて、それをメインで行っているのは、肝臓・肺・腸・腎臓で、補助的に粘膜・皮膚が排出を助けています。

どれだけたくさんの毒素を取っても、それらをうまく体外に排出できていれば、何の問題ありません。
しかし、ニキビや肌荒れは、肝臓でうまくデトックスできなかった毒素を、無理やり皮膚から出しているために起こっているのです。

肝臓の不調を整えてニキビを治す

つまり、毒素の処理をメインで行っている肝臓が働かないことが、ニキビをつくる一因となっているのです。

ではどうすればいいかというと、肝臓の働きを正常に戻してあげること、同時に毒素になりにくい食事にかえていくことです。
オステオパシー治療では肝臓を正常に機能させることで、本来の臓器で行うはずだったデトックスを正しく行う手助けをします。

このような対策はニキビだけではなく、身体の不調を取り除くこともできます。
ニキビがストレスとなって、さらにニキビを悪化させる負のループから抜け出すためには、今までとは少し違った点から自分の体を見つめ直すことも大切です。