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オステオパシー医が解説・歯科医が言わない銀歯のリスクと対策

銀歯

こんにちは、なお整骨院 田端です。
私のブログでは、小野院長のブログとはちょっと違った、日々の治療や勉強を通して学んだことや感じたこと、考えたことなど少々マニアックな内容を記事にしていきます。

今回は銀歯について。
銀歯とオステオパシー、一見全く関係ないように思われますが、実は、銀歯は口内だけでなく体全体の健康に影響を与えることが分かっています。
そこで今回は、銀歯が与える体への影響と最低限気を付けておいたほうがいい虫歯治療の選択について記事にしていきます。

 

銀歯治療は日本だけ?最近は避けられつつある銀歯

皆さん、突然ですが歯医者さんで虫歯の治療を受けたことはありますか?
一度も受けたことがないという方は、成人だとほとんどいらっしゃらないのではないでしょうか。

保険内での虫歯治療を希望すると、「銀歯」が詰め物や被せもので使われることが多いですよね。
日本では国民皆保険制度が導入されているため、誰もが健康保険を使った虫歯治療を受けることができます。そこで、安くて加工しやすく、最低限の歯の機能の回復ができるとして銀歯が誕生しました。

しかし、銀歯に含まれる素材の一部の金属の価格が高騰し安く作れなくなってきています。さらに、銀歯が人体への悪影響を及ぼすことが分かってきました。
近年は一般的な歯科医院では治療の選択肢として敬遠されつつあります。

歯科治療

じつは現代では、銀歯は世界的スタンダードな虫歯治療ではありません。
元の歯の色とは大きく異なってしまうことから「日本人は歯が汚い」という声もあります。
治療跡が目立って気になるという場合には、セラミックなどの歯の色に近い素材での治療を選択できますが、保険適応外となっています。
そこで、徐々に銀歯ではないレジン」という白いプラスチック系の素材を使った治療の保険適応範囲が広がっています。
(保険適応については数年単位で細かな法改正が行われているようですので、随時最新のものをご確認いただけると幸いです。)

ですが、保険治療でも銀歯以外のものが選択されるようになったのは、美容上の問題や治療を世界基準に統一するためだけではなく、人体への悪影響を可能な限り避けるためなのです。

では、銀歯にはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。次章で解説します。

 

銀歯のメリット

健康への問題が取り上げられて来ているとはいえ、国が保険適応と定めるわけですから、それなりのメリットもあります。

保険診療適応

銀歯は保険診療の適応範囲であるため、比較的安価で治療をうけることができます。

低価格

耐久性

ある程度の厚みであれば、銀歯は割れる危険性が低いです。奥歯の大きい虫歯や歯冠が崩壊したような虫歯、神経までいってしまった虫歯などは、修復する範囲がどうしても大きくなってしまいます。コンポジットレジン修復では割れてしまうような大きい範囲では銀歯での治療の恩恵を受けられるといえます。

 

細部再現性

コンポジットレジン修復では難しいとされる歯の細かい形状も銀歯では再現可能です。銀歯は型取りをしたあと、それを元に金属を鋳造して作製します。型取りができるので歯の細部の再現が可能なのです。

細かい作業

 

一般的に知られている銀歯のデメリット

被せた銀歯の下が虫歯になりやすい

銀歯は金属であるため、割れたり欠けたりする可能性が低いのですが、噛む力によって徐々に変形をします。そのため、着けてから時間がたつと銀歯と歯の間に隙間ができてしまいます。また、銀歯と自分の歯は歯科治療用のセメントでくっつけているのですが、このセメントは徐々に溶け出していくので、これも隙間ができてしまう要因です。
こうしてできた銀歯と自分の歯の隙間から入り込んだ虫歯菌により、銀歯の下に虫歯が広がってしまうケースが多く見られます。

歯科治療具

メタルタトゥーが出てしまうことがある

メタルタトゥーとは、歯の根元の所の歯茎が帯状もしくは斑点状に黒く変色してしまった状態のことを言います。
口の中はだ液や飲食物の影響でpHの変化が激しく、銀歯は腐食し溶け出してしまうことがあります。この溶け出した金属成分が歯ぐきにしみこんでしまうことによりメタルタトゥーが起きるとされています。
タトゥーという名前の通り、簡単に消すことができず、一般的にはレーザーを使って色素を除去する治療が行われます。

メタルタトゥー

金属アレルギーの元となる

金属は、唾液や汗に触れるとイオン化し、たんぱく質と結合することにより、アレルギー源となります。
銀歯は、パラジウム、銀、金、銅、イリジウム、インジウムなど複数種類の金属からできている合金であるため、体質的に金属アレルギーを持っている場合、口の中でもアレルギーを起こしてしまうことがあります。
歯科金属アレルギーが厄介なのは、口内炎・舌炎、味覚障害、舌や口腔粘膜・唇の痛みなど口周りの異常だけでなく、手・足の湿疹やアトピー性皮膚炎、脱毛症、血管浮腫など全身の症状を引き起こす可能性があることです。
また、これまでアレルギーを持っていない人も、ある日急に症状が出ることもあります。
これは、ピアスやネックレスなどのアクセサリー類と違って、銀歯は一度入れたら数年間付けたままなので、徐々に金属イオンが体に堆積した結果と考えられます。

蓄積される

 

ガルバニー電流(ガルバニック電流)が生じる

ガルバニー電流とは、歯に詰めてあったり被せてあったりする種類の異なった金属が直接接触したり、口の中では唾液を介して接触したりすることにより発生する微弱な電流のことです。ガルバニー電流は、銀歯を付けている接着剤の劣化を早め、虫歯を助長します。また人の体は電流によって脳からの指令を各部へ伝達するのですが、ガルバニー電流によって本来の指令の電流が妨害されることがあり、肩こり首凝り、顎関節症、頭痛、舌痛症や味覚障害、不眠症、しびれなど様々な体の不調を招きます。

電流

 

あまり知られていない銀歯のデメリット

一般的な歯医者さんがいう銀歯のデメリットをいくつか挙げましたが、ここからはオステオパシー専門治療院ならではの観点から銀歯のデメリットをご紹介します。

重金属汚染

1990年代まで水銀を含む合金のアマルガムが銀歯の主流でした。
このアマルガムは強い疲労感、うつ、記憶力低下、言語障害、頭痛、腹痛、皮膚症状、原因不明の関節・筋肉の痛みなどの様々な症状を引き起こし、人体に有害である可能性が高いとして、現在では使用している歯科医院はかなり少ないようです(法律上、完全に使用禁止にはなっていない)。
またすでに記したように、銀歯は複数種類の金属素材からなる複合金属です。これらが溶け出し、体に蓄積されると慢性的な身体のだるさ、アトピー、アレルギー疾患、不妊、アルツハイマー病やパーキンソン病などこれも全身の症状につながります。
上で紹介した、金属アレルギー・歯科金属アレルギーというのも重金属汚染の症状であると考えられます。

重金属汚染

 

電磁波被曝

銀歯がアンテナの代わりとなり、電磁波の影響を受けやすくなります。ガルバニー電流の発生もあり、電気的な刺激を受け続けていることになるので、銀歯がない方に比べると余計電磁波の影響を受けやすい状態にあると考えられます。
睡眠障害、筋肉の張った感じ(肩こり、首こりなど)、肌の乾燥、うつ、不整脈、ドライアイ、ドライマウス、めまい、化学物質過敏症など、これも重金属と同様に全身のあらゆる症状を招きます。

電波塔

 

血液脳関門の脆弱化

脳には「血液脳関門」といって、細菌やウイルス、毒性のある物質などを血液を通し脳内に侵入しないようにするための関所のようなものがあります。電磁波の影響により、この血液脳関門に障害が発生することが分かっています。
血液脳関門に異常が発生するとどうなるかというと、関所が役割を果たさなくなるということですので、危険な物質が血液脳関門を素通りして脳へ侵入できるようになるということです。感染症にかかりやすくなるのはもちろん、銀歯に限っていえば、「電磁波」で血液脳関門への異常をまねき、「重金属」が脳内に侵入・蓄積するという連鎖的な悪影響を及ぼすのです。

監視中

 

最低限の銀歯対策

水銀は非常に毒性の高い重金属です。数十年前に銀歯を入れてそのままという方は、アマルガムが使われている可能性が高いので、早急に歯科医院へ行って治療しなおしましょう。

「費用を気にしない」という方は、保険外のセラミック系の素材での治療がベストです。ただ、セラミックでの治療も金属を併用したものがあり、その場合銀歯と同様のリスクが考えられます。歯の状態によるでしょうが、選べるのなら金属を一切使用していないものを選択するべきです。

「保険内で何とかしたい」という方は、可能な限りレジンでの治療を選択しましょう。隣り合う歯、噛んだ時に上下で接する歯は、少なくともどちらか一方を銀歯以外の素材にして銀歯同士が擦れる機会をなるべく減らせるようにすることをお勧めします。

白い歯

 

なお整骨院 にできること

オステオパシーの施術は、重金属や電磁波の影響にも対応します。

血液脳関門を通過した重金属は脳と脊髄の周りを流れる脳脊髄液に混ざります。
オステオパシーの手技で脳室にアプローチし脳脊髄液の循環を活性化させます。脳を出て脳脊髄液から血液に移動した重金属は、体の持つ自浄作用で胆のうへ送られます。胆のうへの手技で機能を促進させて排泄を促します。

胆のう

 

電磁波は人体を構成する場の一つである「電磁場」に影響を及ぼします。オステオパシー手技で私たちが触れるのは体の「構造(物体)」そのものですが、電磁場の歪みが構造の歪みを引き起こしている場合は、触れている構造から電磁場へアプローチし、体の歪みを整えるということをします。
また、当院では電磁波対策の商品も取り扱っています。

電磁波対策グッズ

電磁波対策グッズ
「アビリスプラス ネックレス」

大元の原因である銀歯を取り除くことが一番の健康への近道なのですが、様々な要因によってそれができないケースが多々あります。
それに、今回挙げた銀歯だけを気にしておけば重金属や電磁波は防げるというわけではありませんし、現代社会においてそれらを完全に防ぐことはほぼ不可能だといえます。

銀歯があってもより過ごしやすい体の状態でいるためには、自然治癒力が高い状態である必要があります。
種々の原因で銀歯を外すことができず、体の不調が銀歯のせいではないかとお考えの方、一度当院にご相談ください。

 
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なお整骨院 田端 祐太

柔道整復師 福岡県春日市出身
福岡大学法学部 卒
福岡医療専門学校柔道整復学科 卒
2016年より「なお整骨院」勤務
就職活動中に「オステオパシー」を知り、紹介を経て なお整骨院 に就職。
以降、小野院長指導の下オステオパシーの知識・技術の研鑽の日々を送る。
趣味は釣り、野球、ゴルフ。

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