当院で行っているオステオパシー治療は、生後一週間の新生児も施術できるということもあり、生まれたばかりの赤ちゃんも多数来院されます。
新生児のお悩みで一番多いのが「便秘」。
毎回綿棒で刺激したり、浣腸をして出したり、お薬を飲ませたり。
薬や浣腸が癖になる前に、自然に便を出すためにはどうしたらよいのでしょうか?
なぜ便秘になるのか?
産まれたばかりの新生児が便秘になる原因はいくつか考えられますが、その中の一つが、分娩時に赤ちゃんが濁った羊水を飲んでしまうこと。
羊水は赤ちゃんを保護し育てるために大切な役割がありますが、赤ちゃんが子宮の中で何らかのストレスを受けると、羊水の中に赤ちゃんの便が漏れてしまうことがあります。すると羊水が緑色っぽく濁ってしまうのです(羊水混濁)
この濁った羊水を、分娩時に赤ちゃんが飲むことにより、腸が硬くなってしまい便秘になるのです。
このように胎児期や周産期、出産時のトラブルのことをオステオパシーでは広義で「出生トラウマ」と呼びます。
腸の不調を改善するには?
新生児や赤ちゃん~幼児までは、慢性便秘の原因の大部分はこの出生トラウマにあります。
「食べ物や飲み物を変えてみても変わらないんです」という相談を受けますが、それは便秘になる根本の原因を取り除いていないから。
硬くなった腸を正常に戻さない限り、一旦治っては戻るのくり返しになります。
そして、残念ながらこの腸の不調は一生続いてしまうことも…。
硬くなった腸を柔らかくする
便秘や下痢など腸がうまく働いていない赤ちゃんの腸は、みんな硬くなっています。
腸は縮んだり緩んだりという動きをくり返すことで、腸の内容物をスムーズに送り出しています。これが「ぜんどう運動」。
しかし腸が硬いとこの動きがうまくできず、老廃物をうまく排出できなくなり、便秘になってしまいます。
そこで、オステオパシーではこの硬くなった腸を柔らかくする施術を行っていきます。
腸が柔らかくなると、正常にぜんどう運動も出来るようになり、便秘も解消されます。
新生児を施術するなんて大丈夫なの?とご心配になられるかもしれませんが、実際は痛みを伴わない優しい施術で、小さなお子さまでも安心です。
(オステオパシーは生後1週間の赤ちゃんから受けられます!)
便秘が癖になる前に、ぜひ一度当院にご相談ください。
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痛みや不調の真の原因を探りだし解消します
あたなが本来持つ「治癒力」を引き出す施術方法 オステオパシー
なお整骨院 ご予約は TEL:0944-22-3970
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