50代以降の男性に多いと言われる、尿が近い、尿の回数が多いなどの「頻尿」。特に夜間の頻尿は、加齢とともに頻度も高くなり、睡眠障害までも引き起こすつらい症状です。
「飲む水の量を減らしたり、アルコール・カフェインをやめたけど改善しない」「処方された薬を飲み続けるのに不安がある」という方は、腎機能の向上に着目してみてはいかがですか?
当院では、頻尿の改善に「腎臓」の機能を上げるオステオパシー治療を行っています。
薬に頼らず、頻尿を改善するにはどうしたらよいのでしょうか?
尿はどうやって作られる?
私たちが飲み物や食べ物から摂取した水分や栄養は、血液とともに全身を巡り、腎臓に運ばれます。血液が腎臓に流れ込むと、老廃物や有害物質・余分な水などがろ過されて、原尿と呼ばれるおしっこの元が作られます。その量はなんと1日に150~200リットル!
でも、私たちはこんなにたくさんのおしっこは出していませんよね?
それは、原尿のほとんどは再び血液へ戻されるからなんです。
体にとって必要な物質を原尿から選び出し、その約99%を再吸収します。
そして残りの1%を尿として体外へ排出するのです。
この一連の作業を行っているのが、「腎臓」です。
頻尿の原因は?
頻尿はこの「腎臓」の機能が低下することで起こります。
本来なら原尿の99%を再び血液に戻すはずの腎臓が、機能低下によりその割合が下がり、尿として排出する割合が増えてしまっているのです。
なぜ腎臓の機能が下がるのでしょうか?
それは腎臓の位置があるべき場所からずれることに原因があります。
「臓器の場所が変わるの?」と不思議に思われるかもしれませんが、腎臓は臓器の中でも位置がずれやすい臓器で、ひどいときには骨盤の中にまで下がることがあります。(腎臓の本来の位置は肋骨に触れるくらいです)
臓器は正しい位置にあってこそ100%の力を発揮できますが、位置がずれると正常な機能を果たせません。
また、腎臓の位置がずれていると、大切な血管も一緒になって捻じれてしまいます。
例えばホースで水やりするとき、1か所でも捻じれがあると水は出てきませんよね?
それと同じように、血管の捻じれで原尿の再吸収を妨げてしまっているのです。
オステオパシーのアプローチ
オステオパシーの考えに「構造が機能を支配する」というものがあります。
これは、臓器には本来決められた位置があり、いくら臓器の状態が良くても、正しい位置にいないと本来の力を発揮できないというものです。
そこで一番は腎臓を正しい位置に戻してあげることで、正常な働きをします。
特に腎臓は加齢によって機能が低下することが多い臓器です。少しでも違和感を感じたら早めのケアが必要です。
このようにオステオパシーでは負担がかかっている内臓へアプローチし、構造面・機能面ともに回復を促すことができます。腎臓がその修復機能を十分に発揮できるよう、体を整えていきます。
放っておいて頻尿が悪化し、QOL(生活の質)が下がる前に、ぜひ一度ご相談ください。
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痛みや不調の真の原因を探りだし解消します
あたなが本来持つ「治癒力」を引き出す施術方法 オステオパシー
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