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自閉症症状を腸内環境から改善・オステオパシーのアプローチ

自閉症と腸内環境

こんにちは、なお整骨院 院長 小野です。
当院はその名称に「整骨院」と入っているからか、意外に思われる方も多いのですが、体に不調がある患者さまだけでなく、発達に不安を抱えたお子さまも治療のために来院されます。
当院で行うオステオパシーには、発達障害と言われる症状を持つお子さまの発達を助け、より健康的な成長を促す施術理論があるためです。
発達障害と一言で言ってもその症状や特性は様々。ですので、オステオパシーにおけるアプローチも様々です。
今回のブログでは「自閉症と腸の関係」について解説します。

自閉症とは?

自閉症は発達障害の「自閉症スペクトラム症」の中の1つで、強いこだわりに加え、多くの場合知能発達や言葉に遅れがあり、コミュニケーションが困難な状態にあることが特徴です。
「自閉症」という言葉から、自分の殻に閉じこもる「心の病気」を想像する人がいますが、それは誤りです。自閉症は心の病気ではなく、生まれたときからの脳の機能不全によって起こります。しつけや生活環境が悪くて発症するものではありません。

自閉症は脳の機能不全

自閉症の原因は現在の医学ではまだ解明されていません。遺伝性、または遺伝子の突然変異、環境化学物質汚染の影響、母体胎内での何らかの外的要因など様々な説があり、研究が進められています。一方で、親の愛情不足や育て方、ストレスや精神的な問題が原因で起こる心の病気が原因ではないことはわかっています。
ちなみにオステオパシーでは、脳の機能障害が起こる原因として、妊娠時の胎内環境や出産時の状況(出生トラウマ)に着目しています。

 

自閉症の子どもは腸内環境が悪いことがほとんど

意外に思われるかもしれませんが、当院には発達に不安を抱えたお子さんも治療のために多くいらっしゃいます。その中には病院で自閉症と診断されたお子さまも。
そして自閉症のお子さんがよく訴える症状の一つが「便秘」。実際に当院で検査してみても、ほとんどの子が腸の働きが悪いのです。

自閉症の子は腸内環境が悪い

脳の問題である自閉症と「腸」に何の関係があるの?と不思議に思われるでしょうが、今まで多くの文献にて自閉症と腸の関連性について言及しています。

便秘や下痢になりやすい子は、腸内細菌のバランスの悪さが影響しています。
腸の中には「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌(ひよりみきん)」という3つの代表的な腸内細菌があり、それぞれ働きや体に与える作用が違います。
この3つの菌にはそれぞれ理想的なバランスがあって、それが「善玉菌20%・悪玉菌10%・日和見菌70%」となっています。
善玉菌が増えると悪玉菌が減り、善玉菌が減ると悪玉菌が増える…というように腸内での細菌のバランスがとても重要になっています。

腸内細菌のバランス

しかし、自閉症の子どもたちは、先天的または後天的にこの菌のバランスが崩れていることが多いのです。
先天的な原因の場合、オステオパシーでは胎児期や周産期のトラブル、または出産時の状態が関係していると考えます。

また、自閉症の特性の一つに同じ遊びや行動にこだわるというものがあります。これは食べ物にも同じことがいえ、自閉症の子どもは特定の食べ物にこだわり、そればかり食べたがる、いわゆる「偏食」の傾向がみらます。この偏食が腸内環境に影響している一因になっています。
しかし、無理やり偏食を矯正することは、せっかくの食事の時間がつらいものになってしまう可能性があります。食べる楽しさを失わせないように、好きなものを中心に食べさせ、徐々にからだに必要なものを増やしていくことが大切です。

偏食

 

腸内環境は脳に影響を与える

実は自閉症の子どもたちにとって腸内環境を整えることは、ただ便秘を解消するというだけではありません。
前述の腸内細菌は腸を整えるだけではなく、ある脳内物質を作り出しています。
ドーパミン・セロトニン・GABA(ギャバ)などの感情(気分)をつかさどる脳内神経伝達物質の産生に腸内細菌が関わっています。

脳内神経伝達物質

それぞれの脳内神経伝達物質には様々な働きがあります。

脳内神経伝達物質の働き

・ドーパミン…快感、抗ストレス、学習能力の向上
・セロトニン…理性の構築、気分感情をコントロール、海馬での記憶・学習
・GABA(γ-アミノ酪酸)…落ち着かる、リラックス

上記をみてもわかるとおり、自閉症の特性をやわらげる効果が期待できる働きがあるのです。つまり腸を整えることは、この脳の神経物質をきちんと作ることが出来るということなんです。

腸は「第二の脳」といわれるくらい大きな神経ネットワークがあり、脳と深い繋がりがあります。脳でストレスや緊張を感じると腹痛が起きたり、お腹を壊すというように、その逆もあります。

腸は第二の脳

「腸の調子が悪いと、脳の働きまで悪くなり感情や性格の変化まできたしてしまう」
逆を言えば、腸を整えることは脳にもよい影響を与えるのです。

 

オステオパシーで腸内環境を改善

では、腸の働きを正常化するにはどうしたらよいのでしょうか?
実は、うまく機能していない臓器に共通するある特徴があります。
それは臓器の「柔軟性」。腸も同じで、便秘や下痢など腸がうまく働いていない子どもの腸は、みんな硬くなっています。
では、腸が硬いとどうしてダメなのかというと ぜんどう運動が出来ないからなんです。
腸は縮んだり緩んだりという動きをくり返すことで、腸の内容物をスムーズに送り出しています。これがぜんどう運動。しかし、腸が硬いとこの動きがうまくできず、老廃物をうまく排出できなくなり、便秘になってしまいます。

ぜんどう運動ができないと便秘になる

逆に下痢は食べ物の水分がうまく吸収できないことで起こります。
通常なら腸内で栄養などの水分を吸収した後に便として排出されるべきなのに、その吸収がうまくいかずビチャビチャのまま排出されてしまいます。

そこでオステオパシーでは硬くなっている腸を柔らかくする施術を行っていきます。
腸が柔らかくなると、正常にぜんどう運動も出来るようになり、便秘や下痢も解消されます。それだけではなく、腸内細菌のバランスも整うようになります。

 

当院におけるお子さまの治療について

保護者の方には「子どもが数十分もじっとしていられるか心配」「触られることを嫌がるかもしれない」など、治療を受けるにあたっての不安もあると思います。
当院ではベッドに横になれる患者さまには横になった状態で治療させていただきますが、ベッドに横になることが難しいようであれば、座った状態で治療することも可能です。
お子さまによってはテレビを見ながら、オモチャで遊びながら、小さいお子さまならお母さんが抱っこした状態でも治療することができます。

遊びながらの施術

これがあるとお子さまが安心するといったグッズ、お気に入りの動画やDVDなどがあれば、ぜひお持ちください。
オステオパシーは体に強く圧をかけたり、強く揉んだりなどの痛い施術は行いません。

治療を何度か重ねていくことで、お子さま自身も「気持ちいい」「体の調子が良くなる」と実感することができ、安心して治療を受けられるようになってきます。

自閉症のような発達障害の特性は、子どもの心や体の成長とともに変化していきます。
病気やケガのように「こうすれば治る」という対処法はありません。
本人にとって暮らしやすい環境をつくり、本人の適応力を育てることで困難を軽くすることが子どものためになります。
オステオパシーはそのお手伝いを目指した治療法です。

傾聴
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小野 正博

なお整骨院院長 小野 正博(おの なおひろ)

柔道整復師 大牟田市出身
福岡柔道整復専門学校(現 福岡医療専門学校)卒
2007年福岡県みやま市に「なお整骨院」開業

JOPA(日本オステオパシープロフェッショナル協会)にて約1500時間以上のセミナーを受講し、オステオパシーの技術を習得。
以降もフルクラムオステオパシーにて約500時間以上のセミナー受講、JSC(日本カイロプラクテック師協会)やハーモニーセラピーなど、オステオパスとして日々研鑽を重ね、さらなる技術向上に取り組んでいる。
2011年から7年間、誠修高校女子バレーボール部トレーナーを務める。
趣味は釣りとサーフィン。少林寺拳法(二段)。家族は妻と娘2人。
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